道は26日、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)について「誘致する場合、苫小牧市を優先候補地とすることが妥当」という見解を示した。有識者懇談会での意見などを踏まえて判断したもの。「IRに関する基本的な考え方(たたき台)」として取りまとめ、道議会の食と観光対策特別委員会に説明した。IR誘致の是非についての判断時期は明言しなかった。道内では苫小牧市のほか、釧路市と留寿都村が誘致を表明しているが、アクセス性や経済効果の面からも苫小牧市が有利とされていた。
道は22日、北海道胆振東部地震からの円滑な復興を進めるため、本庁に被災地域復旧・復興推進本部、胆振総合局に地方本部をそれぞれ設置し、初会合を開いた。各部局が横断的に情報共有を図り、復旧・復興の加速化に向けて十分な進捗(しんちょく)管理を行っていく。公共施設や治山施設、公立学校などの今後の復旧対策などについても説明があった。
社会福祉法人明日佳(札幌市手稲区曙11条1丁目7の1、小野寺真悟理事長)は、札幌市中央区で就労支援センターを併設した広域型特別養護老人ホームの新設を計画している。2019年の1月中旬に主体、設備一括で一般競争公告し、2月中旬に入札して施工者を決める予定。工期は3月上旬から20年2月下旬までを見込んでいる。