国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は27日、縄文時代の文化の発展と成熟を示す北海道・北東北の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録した。道はじめ関係自治体では幹部職員らが集まり、ライブ配信された世界遺産委員会の審議の模様を見守った。長年の悲願の達成を受けて、関係者は地域振興への活用や確実な遺跡の保全に向け決意を新たにした。
札幌市建設局は道路施設等設備機能保持計画をまとめた。トンネルや覆道20施設、アンダーパス・跨道橋10施設の電気・機械設備、道路情報板23施設が対象。2021年度からおおむね10年間、1年当たり3―4億円を投じる見込みで、事業費は40億円をみている。このうち道路情報板は5億円を試算する。
洞爺湖町が整備を進めてきた高砂貝塚公園と入江・高砂貝塚館のリニューアルが完了した。高砂貝塚公園は遺構を保存し園路や駐車場を新設。ガイダンス施設の貝塚館は展示、体験学習機能の充実を図った。27日の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の審議を前に、真屋敏春町長ら関係者が施設の完成を祝った。