北海道開発局は21日、TKP札幌駅カンファレンスセンターで2018年度第4回事業審議委員会を開き、高規格道路3事業を再評価した。函館江差自動車道茂辺地木古内道路は文化財発掘などで総事業費が81億円増加し、完成が21年度と2年延期する。残工事費は茂辺地木古内道路が113億7500万円、函館新外環状空港道路が150億8000万円となっているほか、倶知安余市道路は倶知安―共和間1%、共和―余市間8%の進捗(しんちょく)率だ。
鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局が8日に落札者を決定した、北海道新幹線札樽トンネル札幌工区の落札率は69.6%だった。予定価格は713億8661万円(税抜き、以下同)で、大林組・東亜建設工業・大本組・みらい建設工業・丸彦渡辺建設共同体が497億円で落札している。
釧路市は、釧路都心部まちづくり計画の基本構想編素案をまとめた。釧路駅周辺の鉄道高架化とそれに伴う5本の道路整備を前提とし、都心部をゲートウェイ、にぎわい交流ゾーン、行政・業務ゾーン、商業・業務ゾーン、まちなか居住推進ゾーンなどの8つに分けて施策の方向性などを示している。年度内に基本構想編が確定したら、2019年度からはハード事業の具体化に向けた事業構想編の策定に取り組む。