札幌市中央区北5条西5丁目街区の市有地と、竹中工務店が所有する大通東1丁目街区の旧北海道四季劇場敷地の交換について、両者は11月に基本合意した。市の不動産鑑定結果によると北5西5街区は114億円、大通東1街区は78億8000万円を試算。差額を竹中工務店が市に支払う。土地交換が実現すれば市が大通東1街区の地権者となり、再開発の事業化に向けた新たな協議の場設置を目指す。
町民の足となるか、高まる期待―。江差町は6日、2022年度2度目となる「江差マース」の実証実験を開始した。町内を二分し、各エリア内での移動が可能。23年度以降の実用化を目指して課題や改善点を洗い出す。
北海道建設技術センターが受け付ける建設工事等の市町村入札参加資格共同審査で、上川・宗谷・留萌・空知管内の計65市町村中、3割に当たる19市町が2023・24年度の共同審査に参加する。今回は参加を見送ったものの、次回25・26年度の新規参加について「検討中」「検討する」「検討したい」が23市町村に上っており、今後さらに共同審査が広がりそうだ。
恵庭市は、旧青少年研修センター跡地の利活用事業者を社会福祉法人恵庭光風会(恵庭市牧場牧場219の4、西一浩理事長)、土屋ホーム(札幌市北区北9条西3丁目7、山川浩司社長)、Glocal Design(札幌市中央区南1条西11丁目1、酒本宏社長)で構成する共同体に決めた。社会福祉施設4、5棟の新築と住宅地28区画を造成する。社会福祉施設は2025年4月までの開設、住宅地は早ければ23年度の販売開始を見込む。
音更町は、地球温暖化対策実行計画の素案をまとめた。公共施設への太陽光発電や地中熱ヒートポンプの導入を2030年までに検討するほか、省エネ住宅普及を支援して二酸化炭素排出量の半減を目指す。50年までの青写真を描き、目標達成に向け計画的に整備を進める考えだ。