帯広市内の公園で水飲み場の蛇口などを狙った盗難被害が相次いでいる。6月下旬から7月末までに17公園36カ所で盗まれた。被害額は調査中。住民から復旧を望む要望もあり、指定管理者は修繕に当たる考えだが、再犯の恐れもあって着手できない現状だ。
札幌市水道局は豊平川水道水源水質保全事業で、受配電・自家発電設備新設を19日に一般競争公告する。対象は電気Aの単体か特定共同体。9月上旬の入札を予定する。概算工事費はこれまで5億円以上としていたが資材などを見直し、2億5000万円以上5億円未満に設定した。
脱炭素社会に向けた次のステップの実験へ―。三笠市が取り組む石炭地下ガス化に関連する二酸化炭素(CO₂)地下固定研究の掘削作業が、完了した。かつての石炭採掘跡である幾春別層5番層を貫通。7月22日にボーリング深度が当初予定の430mに到達した。その後、貯留層評価、CO₂の圧入ポテンシャル調査に移行。今後はCO₂圧入実験に向けた準備を進め、9月上旬までに圧入技術を検証する。
札幌市は、2022年度から41年度までを期間とする小規模付属物維持管理計画を策定した。市が管理する道路付属物のうち、道路照明や道路標識など約3万1300基が対象。予防保全型の維持管理により、20年間の更新費用は順次更新と比べ49.7%減となる総額150億円を試算する。年平均で約7億7000万円を見込む。