2022年12月11日 09時00分

札幌商工会議所などが7日に開いた「学生アイディアプレゼンテーション」には、シカと車の交通事故対策といった道内ならではの課題解決策やマイクロプラスチックの発生など世界的な環境問題を資源と捉えるアイデアが登場した。企業50社の担当者70人が若者の斬新な提案に耳を傾けた。
2022年11月26日 08時00分

独自の奨学金制度を創設し、高校生を支援する植村建設(本社・赤平)が、第1号として認定した卒業生が同社の技術者として働いている。2019年に入社した工事部の山本海斗さん(21)。高校3年生の1年間、奨学金を支給してもらった。奨学生が同社に入社した場合、返済が免除される。山本さんは「手掛けた橋梁がきれいに修復したときがうれしかった」と目を輝かせ、技術者としてのやりがいや魅力を見いだしている。
2022年11月16日 08時00分

帯広工高は、流木の腐朽促進に向けて試験木を同校に近接する機関庫の川に設置した。北大農学部や寒地土木研究所などが協力。失敗した前回の試験木に代わる28本の木に腐朽菌を植え付け、川岸20m地点に置いた。1年おきに硬度などを測り、効率的な流木処理手法の開発につなげる。
2022年10月30日 09時00分

北海道建築士事務所協会は、第47回北の住まい住宅設計コンペの最優秀賞に北海学園大4年生の武者凌平さんと塩野谷基悟さんの共同作品「坂ニ黄昏ル虚ロ舟」を選んだ。小樽市朝里の崖の上に住宅がたたずむ大胆さが評価された。この他、優秀賞2作品、奨励賞4作品を選定した。今回のテーマは「斜めとイエ」。まちなかや郊外を問わず、道内各地の斜めの土地を自由に想定した作品を求め、応募作品56点の中から選考した。
2022年09月07日 08時00分

世界を股にかける写真家が今、建設業の現場にカメラを向けている。旅先を撮影した写真とエッセーで国内外から高い評価を受ける山崎エリナさん。現場で働く人の姿に心奪われ、構造物だけでなく工事に携わる人を追い続けている。2019年にはインフラをテーマにした写真集などの活動で国土交通省のインフラメンテナンス大賞優秀賞を受賞。道内をはじめ全国各地の企業団体から撮影依頼を受ける写真家に、建設業の魅力と北海道への印象を聞いた。