2022年10月30日 09時00分
北海道建築士事務所協会は、第47回北の住まい住宅設計コンペの最優秀賞に北海学園大4年生の武者凌平さんと塩野谷基悟さんの共同作品「坂ニ黄昏ル虚ロ舟」を選んだ。小樽市朝里の崖の上に住宅がたたずむ大胆さが評価された。この他、優秀賞2作品、奨励賞4作品を選定した。今回のテーマは「斜めとイエ」。まちなかや郊外を問わず、道内各地の斜めの土地を自由に想定した作品を求め、応募作品56点の中から選考した。
2022年09月07日 08時00分
世界を股にかける写真家が今、建設業の現場にカメラを向けている。旅先を撮影した写真とエッセーで国内外から高い評価を受ける山崎エリナさん。現場で働く人の姿に心奪われ、構造物だけでなく工事に携わる人を追い続けている。2019年にはインフラをテーマにした写真集などの活動で国土交通省のインフラメンテナンス大賞優秀賞を受賞。道内をはじめ全国各地の企業団体から撮影依頼を受ける写真家に、建設業の魅力と北海道への印象を聞いた。
2022年09月02日 08時00分
旭川工高の定時制に通う生徒たちが、新たにドローン部を設立した。道内の工業高校では初となる課外活動で、検定合格に向け屋内体育館で小型機を飛ばして操縦を学んでいる。顧問の湯川崇教諭は「建設業への就職にも生かしたい」と話していて、正式なカリキュラム化を目指している。
2022年08月21日 10時00分
耕電設(本社・室蘭)は、壮瞥町内のとうや湖鶴雅リゾート洸の謌増改築電気設備の現場に建設ディレクターを導入した。入社2年目となる総務部工務課の鹿納ひなのさんがCADを使った図面修正や、安全書類の作成などで現場を補佐している。千葉昌子社長は「将来的には工務課が本社で各現場の業務をサポートできる体制をつくりたい」と話している。
2022年08月18日 08時00分
「デジタルは効率化につなげる手段の一つでしかない。何にでも当てはめるのは少し違う」と話すのは、萩原建設工業(本社・帯広)の若手技術者・岩間輝さん(25)。iPhone(アイフォーン)を使った3次元計測に注目し、アプリ比較表をSNSに上げると反響を呼んだ。現在は最新技術の調査、運用を手掛ける。変革期にある建設業を冷静に見極める。