一昨年、リビングの模様替えをしたところ、私の定位置が、少しだけ窓に近くなりました。これまでも、外の景色はよく見えていたのですが、1mほど移動したことで、庭木の枝や林の木々に新しい発見がありました。
前回、変更指示書は青で書くことを推奨する話をしました。「もしかしたら、誤解の種をまいたかも」と思いながらパソコンを閉じたので、誤解の芽が大きくならないうちに、今回は続きを書くことにしました。
私は本業のほかに、NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構(北海道CUDO)で活動しています。こちらは手弁当なので仕事とは言えませんが、ことしで14年になりました。
私はインテリアコーディネーターです。住宅のインテリアの相談を受けたり提案をすることが主な仕事ですが、外壁や屋根のエクステリアも守備範囲です。住宅街の街並みは、穏やかで落ち着き調和が取れているほど、多くの人が心引かれるようです。でも、その住宅の外壁を決める際にずっと気になっていることがありました。それは「目立つ色に」と希望されるお客様が意外に多いことです。