札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合は、札幌市中央区にある北4西3街区の一帯で計画する再開発ビルの基本設計を日本設計に依頼する方針を決めた。来週にも契約を結ぶ見通し。ヨドバシカメラの店舗やホテル、オフィスなどが入る高層複合ビルをイメージしており、2021年度以降の事業化に向けて施設概要を固める。
札幌市は21日、2019―22年度に実施する全ての政策的事業を盛り込んだ「市まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2019」案を公表した。4年間の計画事業費として1兆254億円を計上。超高齢化社会や人口減少に対応した取り組みに力点を置き、613事業を展開する。新規事業では、ホームを増設する地下鉄南北線さっぽろ駅改良事業や発寒清掃工場更新などを計画する。
中小企業庁と日本貿易振興機構(ジェトロ)、ロシア政府経済発展省などは、12月4日に札幌で「中小企業協力に関する日露会合」を開く。会合は7回目で、日本の地方での開催は初めて。政府・公的機関関係者の対話と併せて、民間中小企業同士の商談や交流を予定。このほど参加企業20社程度の募集を始めた。
国際オリンピック委員会(IOC)から、2020年東京五輪のマラソン、競歩を札幌開催に変更する計画が示されたことを受け、札幌市内のホテル運営者の動きが慌ただしくなってきた。一部の宿泊施設では、五輪組織委員会から空室確認の問い合わせがあったり、個人客からは五輪開催期間にインターネット予約が急増。世界中から観客が集まることから、受け入れ態勢を考える運営者が出ている。
森トラスト(東京都港区虎ノ門2丁目3の17、伊達美和子社長)は、旧農林中金札幌支店の解体を岩田地崎建設に依頼し、着工した。工期は2020年6月30日まで。構想する大型複合開発の計画が固まるまで、貸し駐車場として活用する。整備スケジュール、設計、施工業者は未定としている