札幌市は、北海道胆振東部地震の影響で地滑りが発生した清田区の里塚霊園で、地盤の安定化に向けた対策に乗り出す方針だ。隣接する住宅地では建物が傾くなどの被害が発生しているため、住宅地と接する緑地帯に押さえ盛り土を施すことを検討している。地域住民の同意を得て、年内の着工を目指す。
公益社団法人北海道勤労者医療協会(札幌市白石区菊水3条3丁目5、田村裕昭理事長)は、勤医協札幌病院を耐震化する考えだ。「(建物の)耐久期限が近づいている」とし、建て替えも視野に入れている。
札幌建管は2019年度に事業着手した月寒川広域河川改修で、12月にも初弾工を発注する見通しだ。20年度の着工を予定していたが、防災・減災の観点から前倒す。工事は魚道の新設で、入札方式は制限付き一般競争、工事費は1億1000万円を見込んでいる。