苗穂駅周辺地区整備事業を進める札幌市は2019年度、北口と南口両駅前広場の最終整備としてシェルターやロードヒーティング、駐輪場の設置などを実施し、全面供用させる考えだ。さらに苗穂駅連絡通約300m区間を拡幅する計画で、19年度工事費として約7億円を見込んでいる。
札幌市内を中心に道内各地で映画館やボウリング場、ゲームセンターなどを運営するスガイディノス(本社・札幌)。ファンドからの出資を受けて2018年12月、RIZAPグループのSDエンターテイメント(同)から映画などエンターテインメント事業を引き継ぎ、新たなスタートを切った。スガイディノスCEOで、親会社スガイディノスホールディングスの小笠原一郎社長に今後の事業展開方針を聞いた。
札幌市が事業主体となった競技場は、宮の森ジャンプ、美香保屋内スケート、月寒屋内スケート、手稲山回転、手稲山大回転、藤野リュージュの6施設。選手の育成を目的に先行整備した藤野リュージュ競技場を除くと、1968年度以降に入札され、工事が本格化したのは69年度となる。一方、札幌オリンピック冬季大会組織委員会(以下、組織委)は、恵庭岳滑降、手稲山ボブスレー、手稲山リュージュ、真駒内距離の4施設と全競技場の仮設施設を担った。