2018年09月15日 07時00分
北海道胆振東部地震で大規模な地盤沈下が発生した清田区里塚地区の復旧について、札幌市は原因究明調査と対策の検討に、約3カ月かかるとの見通しを示した。被害は民間の宅地にも及び、市は道路や上下水道などインフラと一体で復旧を目指す方針。ただ、冬場の工事は難しく、住民の合意形成に時間を要すると予想され、本格的な復旧工事は、早くても来春以降となりそうだ。
2018年09月13日 15時00分
江別市は、JR野幌駅南口駅前広場隣接地の整備事業予定者に関し、クリーンハウス(岩見沢市6条西6丁目2の1、渡辺博人社長)と、同社の子会社であるメジャーセブン(札幌市中央区南8条西3丁目10の10、渡辺博人社長)の2者で構成するグループに決めた。プロジェクト名は仮称・野幌駅前複合ビル新築計画で、市民交流センターとホテルの複合施設を建設。2019年12月の開業を目指す。
2018年09月11日 15時00分
札幌市は、地盤沈下などの被害が著しかった清田区里塚、清田一部エリアの建築物応急危険度判定結果をまとめた。調査した514棟中、立ち入り禁止を呼び掛ける赤色の「危険」が約16%の83棟に上り、うち里塚エリアで7割を占め、黄色の「要注意」は84棟、緑の「調査済み」が347棟。このほか、問い合わせが多数あるものの、市職員のみで対応しているため限りがある状況とし、今後の対応を検討している。
2018年09月11日 12時00分
札幌市は、北海道胆振東部地震で大規模な地盤沈下など甚大な被害が出た清田区里塚地区の住宅地について、部署横断の対策会議を立ち上げ、民間宅地を含めた総合的な対策を検討する。大被害が限定的に集中したため、建設コンサルタントに調査を依頼し、原因究明して対策を講じる。被害は民地を含め広範囲にわたり、復興には時間がかかる見通しだ。
2018年09月10日 13時00分
札幌市交通局は再整備を計画している交通資料館で、旧施設があった地下鉄南北線高架下空間の利用を見送る考えだ。敷地内の高架隣接部に延べ1450m²の規模で新設する案をベースに、南車両基地など周辺施設の耐震化動向を踏まえ、在り方を検討する方針。実施設計は2018年度に予定していたが、20年度以降に先送りする見通しだ。