道建設部建築局は10日、WTO対象の札幌医科大教育研究施設Ⅱ主体と大学管理施設改築主体の開札結果を明らかにした。教育研究施設Ⅱの1工区は伊藤組土建・丸竹竹田組・菱中建設特定共同体が15億9000万円、2工区は岩倉建設・荒井建設特定共同体が13億1000万円で落札。また大学管理施設の1工区は岩田地崎建設・萩原建設工業特定共同体が16億6500万円、2工区は丸彦渡辺建設・田中組特定共同体が10億8600万円で落札した。
道内最大級の劇場や文化交流機能を備えた札幌市民交流プラザが7日、開業した。5月に完成した都心の再開発ビル低層棟を使った複合施設で、文化・芸術活動や情報取得の交流拠点として、にぎわいを生み出すことが期待される。来場者はビジネスや暮らしに役立つ情報を提供する図書・情報館に、併設するカフェのコーヒーを手に訪れるなど、新しいスタイルで施設を堪能した。
1970(昭和45)年1月1日付の特集に掲載された札幌駅前通を中心とした都心部を見ると、ビルの高層化が進んできているのが分かる。第1~3回では、札幌駅前通沿いのうち、南1条―南4条間を中心に本紙を振り返ってきたが、今回は南1条―南4条間よりも一足早くビル化が進んだ大通以北の札幌駅前通北街区に目を向けてみる。