香港の不動産投資会社ハナメイソン(ジェイソン・ツェ代表)は、倶知安町岩尾別地区にホテルとコンドミニアムを計4棟新築する計画だ。2023年1月にも土地造成に着工し、26年12月の全体完成を目指す。施工業者は今後決める。
倶知安町は、山田地区の一部で10月1日から実施する住居表示の新住所を決めた。リゾート地区の中心地ひらふ坂周辺など212haを「ニセコひらふ」1―5条に振り分けた上で、「丁目」「番」「号」を設けた。
不動産投資を手掛ける香港のテラフォームキャピタルは、倶知安町内にホテルとコンドミニアムの開発を計画している。ホテルはパートナーシップを結ぶバンヤンツリーグループの「カッシーア」ブランドとする。2025年の開業を目指す。
国際リゾート地ニセコの取材担当となり2年目。コロナ禍で客足が遠のく状況が続く中、先を見据えた開発投資を目の当たりにした1年だった。外資がけん引する開発にはリスクもつきまとうが、さまざまなハードルを乗り越えた先の発展に期待が掛かる。