旭川市は、2021年度の市発注工事における労働者賃金の実態調査結果をまとめた。27職種の加重平均は1万3682円で、前年度調査より377円、2.7%減少した。ヒアリングではコロナ禍による受注減少を挙げる業者もいて、受注環境や経済の悪化が影響している可能性がある。
旭川市の2022年度当初予算案に占める工事請負費等は、前年度当初比23.3%増の185億4751万7000円となっている。継続の総合庁舎改築に千代田小の増改築が重なったことで、一般会計は40億円増。花咲スポーツ公園の陸上トラック改修など公園整備で土木費も増額となっている。特別会計は旭山動物園えぞひぐま館の完了で7億円減少した。企業会計は水道事業の増加で2億円の増額となる。
この記事は北海道建設新聞2022年3月10日付10面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
旭川市教育委員会は、2022年度予算案に占める小中学校整備事業費をまとめた。前年度当初比57・9%増の8億7291万7000円、補正予算の繰り越しを含む実執行額は81・1%増の39億2533万円に上る。豊岡小の校舎改築、東栄小グラウンド造成に着工するほか、神居東小は23年度のプール現地建て替えに向け現施設を解体する。