2023年05月01日 08時00分

道内主要ゼネコンが社員給与の賃上げなど待遇改善を進めている。新卒確保に向けた大卒初任給引き上げをはじめ、ベースアップ(ベア)や物価高騰対策の一時金支給などで若手社員の定着化を図っている。丸彦渡辺建設(本社・札幌)は賃金制度を見直し、大卒初任給を3万5000円引き上げた。現場を動かす人材の確保が急務となっている中、各社が知恵を絞っている。
2023年01月22日 10時00分

釧路公共職業安定所は16日、釧路製作所(本社・釧路市)に対し、積極的に障害者の就労支援をしているとして、もにす認定企業の通知書を交付した。道内では3社目の認定で、札幌圏以外では初となる。
2022年11月26日 08時00分

独自の奨学金制度を創設し、高校生を支援する植村建設(本社・赤平)が、第1号として認定した卒業生が同社の技術者として働いている。2019年に入社した工事部の山本海斗さん(21)。高校3年生の1年間、奨学金を支給してもらった。奨学生が同社に入社した場合、返済が免除される。山本さんは「手掛けた橋梁がきれいに修復したときがうれしかった」と目を輝かせ、技術者としてのやりがいや魅力を見いだしている。
2022年09月16日 08時00分

内装資材商社の永浜クロス(本社・札幌)は、グループ会社の内装工事業で技能向上支援の強化に乗り出す。資材卸から施工に至る内装関係が一貫したグループ体制を生かし、実際の現場に近い環境で練習できるトレーニングセンター新築に近く着工。スキルアップ支援を拡充し、持続可能な職人集団を形成する。
2022年09月02日 08時00分

旭川工高の定時制に通う生徒たちが、新たにドローン部を設立した。道内の工業高校では初となる課外活動で、検定合格に向け屋内体育館で小型機を飛ばして操縦を学んでいる。顧問の湯川崇教諭は「建設業への就職にも生かしたい」と話していて、正式なカリキュラム化を目指している。