ことし春の叙勲で黄綬褒章を受章した北海電気(本社・小樽)会長で、小樽地方電気工事協同組合理事長の花和嘉貴氏(71歳)。54年間電工一筋に打ち込み、業界の発展に尽力した功績がたたえられた。「(受章は)光栄の至り。組合運営に長く携わってきたことが評価されたと思うが、会社や社員の理解と協力のおかげ」と喜びをかみしめる。
浦河高は17日、1年生を対象に展開しているキャリア教育「職業人講話」を開いた。今回は林業への理解を深めてもらおうと、日高森づくり協同組合、ひだか南森林組合が講師を担当。近年の木材需要の高まりや機械化の進展、女性オペレーターの増加などを紹介し、約110人の生徒へ進路の選択肢としての林業をPRした。
道内地場の中小電気工事業者が連携組織「北海道優良電気工事業者ネットワーク」を発足する。慢性的な人材不足に対し、地域や得意分野の異なる者同士が連携することで、受注ロスの回避や盤石な工事体制の確立を目指す。アダマック(本社・札幌)の斎藤秀明社長が代表発起人となり、5月に札幌市内で設立総会を開催。地域に根差しながら、協力して発展することを宣言する。