旭川建管は、上富良野町内にある富良野川3号砂防ダムで、立木等の取得を伴う立木伐採工事の希望者を公募している。伐採面積は4万m²に上り、噴火の際に施設をより確実に機能させるため立木を伐採する。道建設部としては初めての取り組み。
道建設部建築局は、北の森づくり専門学院校舎新築の主体と設備を10月中旬に同日公告する。主体は工区を2分割し、1工区は簡易型総合評価・施工計画審査Ⅰ型、2工区は同Ⅱ型を採用する見込み。設備は暖房が同Ⅱ型、電気と衛生がそれぞれ施工実績審査型を予定している。いずれも参加申請を10月下旬まで受け付け、11月下旬に開札する。工期は2021年1月中旬まで。
道は、10日開会の第3回定例道議会に提出した補正予算案で、工事請負費に38億8274万4000円を計上している。建設費が全体の8割以上を占め、道路新設改良に最多の15億5200万円を充てる。閉会日となる10月4日に議決を受ける予定だ。
道総合政策部は、国内寄港が増加傾向にあるクルーズ船を本道に呼び込もうと「北海道におけるクルーズ船誘致方針」素案をまとめた。本道の強みやオリジナリティーを生かして〝クルーズ基地化〟を目指す姿に設定。実現に向けた戦略には、受け入れ体制の整備・充実の面で、大型船接岸可能な岸壁整備やアクセス交通の確保などを盛り込んでいる。パブリックコメント募集などを経て、年内に成案化する予定だ。
道は3日、10日開会の第3回定例道議会に提出する補正予算案を発表した。総額は103億5060万1000円で、うち一般会計に100億1474万6000円、特別会計に3億3585万5000円を計上。2020年開校の北の森づくり専門学院(北森カレッジ)の整備費として3億5464万7000円を盛り込んだ。投資的事業は、特別対策事業費と公共関連単独事業費を合わせて49億円を措置した。