道総務部は24日、道庁本庁舎で1回目の北海道消防学校教育訓練等のあり方検討会を開いた。老朽化する北海道消防学校の施設整備についても話し合われ、耐震性向上の必要性を確認。また、実践的訓練施設がないなど、国の基準を満たしていない状況から、施設の充実を求める声が相次ぎ、今後も議論を深めていく見通しだ。検討会は9月末まで3回開催し、意見を踏まえて道は教育訓練等のあり方案をまとめる予定だ。
道は24日、道庁別館で2019年度第2回の公共事業評価専門委員会を開き、事業着手済みの公共事業29地区で再評価を実施することを決めた。釧路川広域河川改修や名寄遠別線改築などが対象。委員によるヒアリングや現地調査を経て、10月中旬に開催の次回会合で継続の是非を審議する。
札幌建管は、栗山町で進める阿野呂川広域河川改修に、2019年度は事業費約4億7000万円を投じる計画だ。このうち掘削・築堤・護岸・排水は、工事費4億円を措置する。近く制限付き一般競争公告して、9月上旬に入札する見通しだ。