長万部町は、都市計画マスタープランの見直しに向けた素案をまとめた。新幹線駅周辺整備計画やまちづくりアクションプランの内容を反映させるもので、JR長万部駅前の道路拡幅や観光交流拠点整備、駅の東西を結ぶ自由通路といったハード事業を盛り込んだ。これらの事業は北海道新幹線新函館北斗―札幌間開業の4年前となる2026年度の着工を目指しており、総事業費などは今後算定する。
小樽開建は、北海道新幹線仮称・新小樽駅の開業に備え、国道5号と393号の交差点(奥沢十字街[MAP↗])調査に着手した。各種データなどから交差点周辺の道路利用状況をまとめ、交通円滑化に向けたハード対策の必要性を検討するための基礎資料として活用する考え。想定される対策としては、既存右折専用レーンの延長や左折専用レーン新設などが見込まれる。
鉄道・運輸機構が進める北海道新幹線の新函館北斗―札幌間の整備で、1日現在のトンネル工事進捗(しんちょく)状況が分かった。発注済み38工区の合計延長は16万4165mで、このうち4万5861mを掘削。未発注工区を含めたトンネル総延長に対する掘削率は27.2%になった。
JR北海道は16日、計画中の北海道新幹線札幌駅に関して、新幹線専用改札の位置を含む変更案を公表した。島田修社長が同日の記者会見で説明した。
倶知安町は、景観行政団体への移行を検討する。2030年の北海道新幹線駅の開業などを踏まえ、新駅を核とする市街地整備がこれから始まることや観光・リゾートのまちにふさわしい景観形成を目的に、全町をエリア分けして方向性を定める。早ければ、20年度から策定に向けた準備に取り掛かる考えだ。