2022年04月01日 16時25分
留萌開建は2022年度、小平町の国道232号小平防災に本格着工する。土砂災害を防ぐため路線をかさ上げする。起点の大椴側から法面掘削に入り、本年度は2万7460m³の土量を見込む。土捨場造成も並行して進める。工事は掘削と土捨場の2件で公告し、どちらも第2四半期(7―9月)に入札する予定だ。
2022年03月23日 13時00分

新年度開発予算が成立するまでの流れを見詰め直し、これからの建設業者に求められる要素を抽出する。
菅義偉前首相が2020年10月の所信表明演説で「カーボンニュートラル2050」達成に言及したことにより、22年度予算の概算要求基準に新たな流れが生まれた。各省庁で用途を決められる裁量的経費を1割削減するように求め、削減した額の3倍まで要求可能な特別枠を設定。「新たな成長推進枠」として予算要求を認めることにした。
2022年03月22日 13時00分

近く通常国会で可決が見込まれる2022年度北海道開発予算。政府の22年度予算案が国会に提出されてから、財務省による新規国債設定箇所の公表、国土交通省の新規事業採択時評価などが実施された。新年度に盛り込まれるであろう新規事業、主要工事などが一部明らかになり、北海道開発局は22年度の事業計画見通しも公表。22年度の道内直轄事業の全体像が見え始めた。新年度開発予算が成立するまでの流れを見詰め直し、これからの建設業者に求められる要素を抽出する。
2022年03月16日 17時30分

室蘭開建が進める453号蟠渓道路で、既存道路の拡幅改良に取り組んだ壮瞥町蟠渓市街地の700mが18日午前11時に供用開始する。これで事業延長に対する供用延長は約6割となる。残区間では長流川橋などの構造物を施工中で、2025年度の開通を目指している。
2022年03月16日 08時00分

北海道開発局は、岩盤崩壊に伴って通行止めが続く乙部町館浦地区を本格復旧する国道229号の恒久対策として、現道とは別線となる山側トンネル案で実施する。整備延長は2kmで、乙部町館浦―同町鳥山間を結ぶルート。構造物はトンネル2本(延長各800m)と橋梁1基を想定する。今回の対応方針決定を受け、防災事業としての新規事業化に向けた動きが加速する。