2022年の道内建築確認件数は前年を11.6%下回る1万6485件で、2年ぶりにマイナスとなった。新型コロナウイルス感染症による感染リスク回避やリモートワークの普及で住宅需要が増加した前年からの反動で大きく減少。特に戸建て中心の4号は13.6%減少し、7年ぶりに1万3000件台に落ち込んだ。1―3号は1.9%減の3049件にとどまった。大手ハウスメーカーで構成する住宅生産団体連合会の住宅景況感調査では、23年1―3月も資材価格の高騰などを背景に厳しい状況が続くとみている。
和寒町は、2023年度に特別養護老人ホーム芳生苑建て替えの本格的な検討に取り組む。町の福祉施策の方針を定める基本構想策定を、3月中旬にも公募型プロポーザルで公告する。同施設の複合化も視野に協議し、基本計画をまとめる。24年度は基本設計に着手したい考えだ。
中標津町は建て替えを進めている公住東中団地について、2023年度は2棟8戸の建設を計画している。社会資本整備総合交付金を活用する町営住宅整備2次要望に3億1300万円を積み上げた。