宗谷管内の2023年度上半期(4―9月)建築物着工床面積がまとまった。全体で延べ3万8556m²となり、2019年度同期より23.4%減少した。構造別ではRC造が2・9倍となる一方でW造が35.8%減った。
十勝管内19市町村の2023年度上半期(4―9月)建築物着工床面積がまとまった。全体で16万428m²となり、比較可能な2019年度同期から25.6%減少した。構造別ではW造が住宅着工数の低迷で37.1%減り、S造は倉庫などの着工が重なり25.5%上回った。
旭川市は、総合庁舎建て替えに伴う第2庁舎の内部改修を、建築主体、電気設備、機械設備の3分割で12月にも一般競争公告し、2024年1月に入札する予定だ。内部の壁やレイアウトを変更し、第3庁舎に置く執務室を移転させる。工事費として24年度の債務負担に3億2800万円の限度額を設定している。
中標津町は建て替えを進めている公住東中団地で、2024年度にE棟(2棟8戸)整備に向けた実施設計を計画している。社会資本整備総合交付金を活用した公住整備1次要望に実施設計と地質調査、解体に4200万円を盛り込んだ。
津別町は、2032年度までの10年間の個別施設整備方針をまとめた。建て替えの対象は児童館、食品加工研修センターで、廃止の候補にスポーツ交流館などを挙げた。集会施設は統廃合を進める。学校給食センターを24年度に現地改築した後、児童館の対策に入る見通しだ。