町民の足となるか、高まる期待―。江差町は6日、2022年度2度目となる「江差マース」の実証実験を開始した。町内を二分し、各エリア内での移動が可能。23年度以降の実用化を目指して課題や改善点を洗い出す。
渡島・檜山管内で2023年度、公住を中心にさまざまな公共建築プロジェクトが着工する。函館市は大規模な市住建て替えの完了へ最終段階に入る。福島町は温泉や有害鳥獣処理施設など、町内の魅力アップや産業保護に向けた施策を展開。江差町では課題となっていた町中心部の商業ビル跡地で、土地活用の動きが出てきた。
江差町は仮称コミュニティプラザえさし新築の実施設計を2023年1、2月、工事を同6月をめどに指名競争入札する。外構などを合わせた総事業費は約4億円。単年度で完成させる。
函館開建は所管する国道橋のうち、2023、24年度で61橋を修繕する計画だ。23年度は29橋、24年度は32橋という内訳。長大橋では函館・江差自動車道の桔梗高架橋上りで24年度に伸縮装置の補修などをする。