2021年12月14日 09時00分
帯広開建が進めている十勝川水系直轄河川改修の2022年度以降残事業費は、888億5000万円を見込んでいる。うち工事費は512億600万円と試算。本工事費は496億5800万円に上り、河床掘削量は約217万m³とみる。このほか付帯工事として道路橋架け換え2橋を計画。総事業費は近年の物価上昇を踏まえ、前回事業再評価の16年度時点より120億5000万円増の1689億9700万円となった。
2021年11月05日 09時00分
道建設部は、ペーパン川で構想している治水ダム建設について、2022年度からの実施計画調査着手を目指している。治水安全度のさらなる向上を図るため、洪水調節施設を設ける。5カ年程度で調査を進め、最も有力な案としている治水ダムが妥当であるかを判断する。総事業費は270億円を見込み、うち調査事業費は15億円、治水ダムの本工事費は183億円を試算。妥当性が確認された場合はあらためて大規模公共事業事前評価を受け、建設段階に進む見通しだ。
2021年08月05日 10時00分

帯広開建は、浦幌町内の浦幌十勝川で十勝太水防拠点を新設する。面積は2万1000m²を予定し、浦幌川合流点の下流側左岸で堤防を拡幅。ヘリポートも設置する。盛り土の量は概算8万m³で、舗装や植生、照明などの整備も含めて工事費は2億5000万円を試算。2022年度以降に予算の状況に応じて着工し、複数年に分けて整備を進める。
2020年10月16日 10時00分

札幌建管は、石狩川中流岩見沢圏域河川整備計画で、洪水被害を防ぐために策定した岩見沢市内を流れる利根別川広域河川改修ポントネ川工区の現行計画を変更し、旧岩見沢競馬場厩舎(きゅうしゃ)跡地の約8haなどを再利用して遊水地3カ所を整備する。早ければ2021年度に用地買収に向けた調査に着手し、22年度の用地買収後に着工する考えだ。この結果、利根別川とポントネ川を合わせた改修費用が7億円縮減できると試算している。
2020年09月27日 09時00分

函館開建は、後志利別川水系の洪水被害の軽減に向けた流域治水プロジェクトについて、河道掘削や堤防強化などの対策案を示した中間取りまとめ案を公表した。2007年度に策定した河川整備計画に基づくもので、特に緊急性の高い事業を掲げた。27年度ごろまでの完了を目指す考えだ。