北海道建設新聞の2023年6月19日付2面に掲載。記事は「e-kensinプラス」、「DoKoDe 北の羅針盤ジャーナル」で読むことができます。

　稚内開建は、浜頓別町大通で2カ所の交差点改良を計画している。交通事故防止のため、市街地にある国道238号と国道275号の交差点で車道を広げて右折専用道を設ける。2023年度は調査設計に着手し、早期の着工を目指す。

　稚内市は、宗谷岬周辺エリアの基本構想を策定する。観光客の満足度向上や地域住民との共生を検討し、観光地としての魅力を創り出すことが目的。2023年度に基本構想を策定する計画だ。

　稚内商工会議所は、ＪＲ南稚内駅前を中心とした南地区再開発の調査を始めた。商店や飲食店、宿泊施設、共同住宅など施設の閉鎖や空き家の増加が進む南地区の将来の在り方を検討する。2023年度中に案をまとめ、稚内市へ提言したい考えだ。

　稚内建管は、稚内市こまどり3丁目1の急傾斜地の再整備について、2024年度に着工する計画だ。劣化の進む擁壁や法枠を更新し、安全性を高めることを目的とする。23年度に事業化し、26年度に完了予定だ。事業費は4億円を想定している。