胆振総合局農村振興課は、水利施設等保全高度化畑地帯総合整備型稀府地区の2025年度新規採択を目指している。伊達市内で区画整理72ha、用水路3179mを進める考え。順調に進めば26年度に着工し、30年度に事業完了させる方針だ。
根室振興局農村振興課は、2023年度から2カ年かけて農道・集落道整備高度化型歯舞地区の計画策定に取り組む。既存の砂利道道約5kmを改良し舗装を施す方針で、総事業費は12億円と試算している。
雄武町と北オホーツク農業協同組合は、農地再編を目指して雄武南部地域の事業化を国に要望している。網走開建が2023年度から整備構想検討に着手。国と地域が連携し、雄武町南部に広がる酪農地帯の課題整理に入った。3年程度で農業農村整備の方向性を探る。
胆振総合局農村振興課は、農地整備中山間地域型龍神地区の2025年度新規採択を目指している。厚真町内で区画整理64haを施す計画で、総事業費17億4000万円を試算。23年度の調査計画地区に盛り込み、2カ年で調査を進める考えだ。
オホーツク総合局産業振興部は、2024年度新規採択を目指す水利施設等保全高度化・基幹水利施設整備型東幹線本郷地区の計画を見直した。ヒアリングや調査設計を踏まえ、総事業費を6億4000万円から14億円に変更。用水路6201mの整備を進め、30年度の完了を見込む。