日本製紙(本社・東京、馬城文雄社長)は28日の取締役会で、1事業所2工場の洋紙事業生産体制の再編成を決めた。道内では、北海道工場勇払事業所で洋紙を生産する4機全ての抄紙機と、関連するパルプ設備や動力設備を2020年1月にも停止。釧路工場では、19年7月にも抄紙機1機を止める予定だ。
ことし春の叙勲で黄綬褒章を受章した北海電気(本社・小樽)会長で、小樽地方電気工事協同組合理事長の花和嘉貴氏(71歳)。54年間電工一筋に打ち込み、業界の発展に尽力した功績がたたえられた。「(受章は)光栄の至り。組合運営に長く携わってきたことが評価されたと思うが、会社や社員の理解と協力のおかげ」と喜びをかみしめる。
災害の教訓を語り継ぐために―。北海道土木協会(宮木康二会長)は、設立45周年記念誌「大災害を振り返って―後輩たちへ繋ぐ災害心得」を発刊した。1977年の有珠山噴火から2016年の台風災害に至るまで、被害状況を克明に記すとともに、当時担当した道建設部OBや現役職員が現場対応の様子、後輩職員に伝えたい教訓を述べている。