2021年10月18日 12時00分
1961年創業の北海鋼機(本社・江別)は、建物の屋根や外壁に使われるカラー鋼板を作る鉄鋼2次製品メーカーだ。道内でカラー鋼板の製造設備を持つ唯一の会社として、耐候性や滑雪性を備えた鋼板の流通を支えている。床型枠用デッキプレートも製造するなど建物の床から屋根まで携わる点が特長。人口減に伴う市場縮小を背景に新たな需要開拓にも取り組む考えだ。社員数は87人で、うち50人弱が製造現場で働いている。
2021年10月17日 10時00分
「地元だけでまだまだ何でもできる」と話すのは、Agri Innovation Design(本社・東京)の脇坂真吏社長。東神楽町の地元産の野菜や果物を用いた製品の開発や販売をプロデュースしてきた経験を生かし、廃校となった校舎を「東神楽大学」として再生するプロジェクトに新たに着手する。クリエイターや企業を呼び込んで「世界のトップを走る方々と触れ合う」場所をつくることで、人材や地元資源が一層活用できると展望を語った。
2021年10月17日 07時00分
この記事は北海道建設新聞2021年10月15日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。
2021年10月15日 17時00分
エムシーワールド(本社・恵庭)は、温泉や宿泊施設で使われるひのき風呂など木製の浴槽や建具に、エアー鉋(かんな)と液体ガラスを使った再生工法を提案する。エアー鉋はグラインダーなどを使った下地処理よりも作業が早く、液体ガラスは塗ることで強度アップや変色防止といった効果が期待できる。高付加価値化を目指す宿泊施設のリニューアル工事などに使ってもらいたい考えだ。
2021年10月15日 13時00分
人口減少が続き、ヒト・モノ・カネが札幌圏に集まる流れが止まらない道内で、地方の工務店は曲がり角に来ている。そんな中で空知管内を本拠に、大工の育成活動や北方型住宅の研究など、独自路線で存在感を発揮し続けているのが武部建設(本社・岩見沢)だ。道内工務店でつくる北海道ビルダーズ協会代表理事も務める武部豊樹社長(70)に、業界や自社の現状・考え方を尋ねた。