道建設部建築局は、札幌医科大附属病院の既存棟改修2期を主体、電気、管に分割して8月中旬に公告する。いずれも簡易型総合評価方式で発注し、主体は施工計画審査型Ⅰ型を採用する見込みだ。10月中旬に開札し、工期は12カ月を設定。全工種を合わせた工事費は9億4000万円を試算する。
道建設部は、中小河川緊急治水対策プロジェクトに基づいて設置を進めている危機管理型水位計について、2019年度は383河川での設置を予定している。19年度当初予算と18年度補正予算の計上分を合わせ、設置費は約8億4000万円を見込んでいる。同部では18―20年度の期間内に583河川への設置を計画しているが、19年度でその大部分を終える考えだ。建管別では札幌が最多の65河川を予定している。
札幌市教育委員会は4日、2020年度の学校建築計画を明らかにした。学校施設環境改善交付金の対象は、事業費に相当する配分基礎額で87億円。危険改築や長寿命化改良のほか、13校の地震補強費を計上した。公立学校施設整備負担金は4校の改築、増築に事業費ベースで4億5000万円を要望している。