小清水町は、閉校した小清水高跡地の活用に関する基本構想をまとめた。町民や有識者による北海道小清水高等学校跡地活用検討委員会での意見を基に策定したもの。農作業支援員の冬季雇用に向けたハウス園芸施設や、畑作物や乳製品の加工施設、町民が集まりやすいホールなどを構想しており、現在進めている基本設計などに反映させていく方針だ。
北海道財務局がまとめた2018年の国庫補助対象となる災害復旧事業費は、過去30年間で2番目に多い742億4000万円だった。16年の約782億円に次ぐ規模。北海道胆振東部地震に対する補助が8割以上を占め、大規模な地滑りのあった厚真川水系や18年7月豪雨の対応などで河川に317億400万円が充てられている。
国土交通省北海道局は、苫小牧東部地域開発新計画の第3期段階計画案をまとめた。今後取り組む事項として、食、漢方・医薬品産業の誘致や積雪寒冷地における自動走行、ロボット・ドローンの実証実験フィールドなどの誘致・周辺整備に取り組む方針。7月下旬にも成案化させたい考えだ。
道が20日開会の第2回定例道議会に提出した、2019年度肉付け補正予算案の工事請負費は128億9404万9000円となっている。19年度当初との合計は2242億2986万6000円で、前年度当初から31・5%の増加。款別では建設費が74億9465万9000円で最多となった。閉会日の7月12日に議決する予定だ。
湧別町が、町内関係団体と共に、家畜のふん尿などを活用したバイオガスプラント建設に向け、検討を進めていることが明らかになった。2018年度に町内酪農家を対象に実施した調査では、20戸が事業に参加する意向を表明。参加予定の酪農家が飼育する乳牛頭数から想定されるプラント数は、個別型5基、集中型3基の計8基で、建設費は約44億円と試算している。