2020年東京五輪のマラソン・競歩の札幌開催に向け、大会組織委員会、札幌市、道は8日、札幌市内の敷島北1条ビルで1回目の実務者連絡会議を開いた。経費の負担原則を確認し、地元負担が大きく増加した場合は国の支援を活用する意向を示した。コースと発着会場は、早ければ来週中にも素案を策定する。
札幌市は昨年9月の北海道胆振東部地震を踏まえ、地震被害想定の見直しに着手した。7日に学識者による検討委員会を発足。現在の第3次想定から10年が経過し、都市環境が変化する中、その妥当性を検証し、地震や被害想定の見直しにつなげる。年度内に検証を終え、2020年度末の見直し完了を目指す。21年度はこれを反映し地域防災計画の修正、地震防災マップ改定を見込む。
余市町は、2020年度から24年度までを期間とする余市町地域公共交通網形成計画案を公表した。新たなバス路線として仮称・余市循環線の22年度運行開始など町内公共交通の見直しや、JR余市駅の交通結節点機能強化に向けて駅前広場の検討などを盛り込んだ。