倶知安町は、リゾートエリアと周辺地域を対象にした新たな開発・建築規制ルールを10月1日に施行する方針を固めた。27日公表のルール原案に明記する。2月27日までパブリックコメントを受け付ける。
上士幌町は、地球温暖化対策実行計画案をまとめた。計画期間は2023―30年度の8年間。50年の温室効果ガス排出量実質ゼロを最終目標とし、役場庁舎のZEB化や公共施設のマイクログリッドを構築する。主要公共施設へ太陽光発電設備の導入や公住の断熱改修などを進める。このほか、大雪山国立公園のゼロカーボンパーク指定に向けて検討する。
札幌市は浸水対策として取り組んでいる雨水拡充管の整備で、2023年度に着工する中の島地区の初弾工を2月1日に総合評価実績Ⅰ型で一般競争公告する。対象は下水A1の単体。同14日の開札を予定する。
内閣府の2022年度地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)が対象の大臣表彰に、北海道スペースポート(HOSPO)を整備・運営する大樹町が選ばれた。道内市町村の受賞は初となる。ロケット射場と滑走路の延伸や航空宇宙関連のビジネス支援に制度を活用。産官学との連携や町の人口社会減少に歯止めがかかった点が評価された。