2022年01月10日 10時00分
帯広開建は、236号野塚峠の約2.9kmで安全性を高める別線ルートの検討を進めてきた野塚防災について、北側に設ける別線の大半をトンネル1本で整備することに決めた。西側の坑口付近には橋梁1橋を新設。3月にまとまる概略検討や地質調査などの結果を踏まえ、2022年度当初予算で新設トンネルと橋梁の詳細設計に取り組む。
2021年12月22日 15時00分
東日本高速道支社 東日本高速道路北海道支社は、4車線化事業を進行中の道東道3区間の計約32.6kmで、6トンネル合わせて計約9.7kmの整備を進める。事業許可区間の約30%を占める。最も先行する広内トンネルの施工は既に公告済みで、残り5トンネルも詳細設計は発注済み。トンネルの着工に向けて準備が着々と進められている。
2021年12月15日 09時00分
北海道開発局は、13日に開いた国道229号乙部町館浦地区斜面対策技術検討会(座長・蟹江俊仁北大大学院工学研究院教授)で、恒久対策5案を提示した。現道を活用する切り土案、ロックシェッド案と、別線ルートとなる山側トンネル案、山側土工案、海側案の各案。検討会では事業期間、事業費、地域景観などの点から、別線ルートの山側トンネル案が有力との意見で一致した。同案の事業期間は約7―10年、事業費は約140億―190億円を試算している。
2021年08月25日 10時00分
室蘭開建は274号清瀬防災の2022年度着工を目指している。同年度から用地買収に入る見通しで、完了箇所から改良などの土工に取り掛かりたい意向だ。事業区間の大部分を占める仮称・清瀬トンネルは延長1957m、幅員9m、内空断面57m²で計画。トンネルの早期着工に向けても準備を進める。
2021年04月27日 14時00分
札幌市まちづくり政策局の生野祐光新幹線推進室長は26日、北海道新幹線トンネル掘削土の受け入れに関し、手稲山口地区を「受け入れ地として事業を進めたい」との意向を示した。同日開かれた市議会総合交通政策調査特別委員会で明らかにした。候補地である山口処理場は環境局所管の市有地。土地の所管換えなどに伴う予算確保を今後検討する。