2020年12月04日 16時00分

希望のトンネルが10年の歳月を経て貫通―。11月20日、音威子府村と中川町を結ぶ国道40号音威子府バイパスの中で最長の音中トンネルが、難工事を乗り越えた末に貫通した。2021年度以降はコンクリート覆工、舗装整備などを進め、安全で確実な交通体制確保に向け早期完成を目指す。
2020年11月10日 12時00分

地滑りや落石、雪崩を防ぎ安全な道路通行確保へ―。留萌開建は5日、報道機関を対象に国道239号苫前町霧立峠トンネル建設現場で現地説明会を開いた。霧立道路では、2012年4月に大規模な地滑りが発生していて、同開建は安全対策を講じるため13年度に霧立防災を事業化。霧立峠トンネルは防災事業の一環で、施工業者の岩田地崎建設・堀口組共同体が高度な技術を発揮し掘進していた。
2020年11月05日 15時00分

北海道経済連合会は2日、札幌市内の北洋銀行セミナーホールで第二青函トンネルに関するシンポジウムを開催した。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は従来の計画を改良し、片道1車線の自動運転車専用道路と、貨物輸送の単線鉄道の併用トンネル1基を整備する案を発表した。延長31㌔、内径15mのシールドトンネルとし、最大勾配は2.5%、海底下の最小土かぶりは30mと設定。概算事業費は7200億円を見込む。
2020年09月07日 15時00分

札幌開建は、芦別市の452号鏡トンネル新設を14日の週にWTO政府調達協定対象で一般競争公告する。一般土木A等級の単体、共同体(2―3者)を対象に技術提案評価S型で入札し、開札は2020年度第4四半期(21年1―3月)を予定。工事規模は50億円以上で、5カ年の国債を設定する。
2020年05月21日 09時00分
鉄道・運輸機構が進める北海道新幹線の新函館北斗―札幌間の整備で、1日現在のトンネル工事進捗(しんちょく)状況が分かった。発注済み38工区の合計延長は16万4165mで、このうち4万5861mを掘削。未発注工区を含めたトンネル総延長に対する掘削率は27.2%になった。