富良野市は、3日付で旧富良野文化会館の解体を一般競争公告し、3月3日に入札する。2社共同体を対象とし、入札参加資格は代表者が建築、その他の構成員を解体とする。地域要件は市内に本店を置く企業。工事費には2億4000万円を計上した。
旭川市は30日、2023年度予算案を各部局に内示した。燃料高騰など経常経費の上昇により、一般会計は前年度当初比2.1%増の1690億円台で調整。普通建設事業費は140億円で、新総合庁舎の概成により34億円の減少となる。永山西小現地建て替えに新規着工するほか、市民文化会館の基本構想策定に着手する。
旭川建管は2023年度、南富良野町にある金山幾寅停線の線形改良6工区で、橋梁架設に着工する。橋長52mの単径間の鋼橋で、23年度に下部、24年度に上部を施工する。23年度の工事費には3億5000万円を要望している。
旭川市教育委員会は、老朽化が進む市民文化会館について建て替えを基本とする方針を決めた。老朽化施設の延命化改修はコストと延命年数から現実的ではないと判断。今後は他施設との複合化も視野に入れつつ2023年度内に基本構想を策定し、建設場所や費用などを固める。