2022年06月28日 10時00分

データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。3回の連載で北海道とDCの未来を探る。北海道で大規模データセンター(DC)が集積する未来はあるのか、それはどんな姿なのか。ヒントを示唆するのが千葉県印西市だ。都心から電車で1時間強、郊外ニュータウンの広がる「INZAI」では今、世界のDC事業者が大規模施設の建設を進めている。電力網の強化工事も急ピッチだ。背景には強固な地盤や巨大人口の近さといった好条件と、首長の率先した行動があった。
2022年06月28日 09時59分

データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。データセンター(DC)集積が進む千葉県印西市の現状について当事者はどう見るのか。インフラ整備の道筋を調整した市長や、大規模DCを計画する企業の開発責任者らに話を聞くと、集積経緯や事業者の関心、懸念が見えてきた。
2022年06月27日 10時00分

データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。3回の連載で北海道とDCの未来を探る。「数十年後、誘致したデータセンターがゴーストタウン化する恐れがある」―。日本不動産研究所(本社・東京)の奥村祥平参事は、地方分散の先にある懸念を述べる。急激な進化を続けるIT業界の中で旧型設備が並ぶ〝老朽化施設〟になってしまえば、テナントからの需要が減り撤退するからだ。誘致したDCを維持し続けるためには機器更新への投資とは別に、なぜその地域のDCを使うべきなのか、顧客に対する説得力が求められる。
2022年06月27日 09時59分

データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。建設関連業種の受注増や自治体の税収増への期待にとどまらず、DC開発は再生可能エネルギーや地元IT産業の振興など、新時代に求められるまちづくりを加速させる側面がある。再生可能エネルギーを活用してカーボンニュートラルを達成するには、余剰電力をいかに減らせるかが鍵となる。データセンター(DC)を活用した新たなシステム構築に取り組むビットメディア(本社・東京)の高野雅晴社長に考えを聞いた。
2022年06月24日 10時00分

データセンター(DC)の建設ラッシュが北海道に近づいている。本道は国が進めるDC地方分散先として名前が挙がり、夏にも大型計画が明るみに出る可能性がある。建設関連業種の受注増や自治体の税収増への期待にとどまらず、DC開発は再生可能エネルギーや地元IT産業の振興など、新時代に求められるまちづくりを加速させる側面がある。3回の連載で北海道とDCの未来を探る。