鈴木直道知事は23日、当選後初めて道庁に登庁し、16年ぶりに新しい知事による道政運営がスタートした。就任記者会見では「攻めの道政、行動する道政にふさわしい政策展開を図り、道庁の総力を持ってピンチをチャンスに変え、北海道の新たな時代の扉を開いていく」と表明。「ほっかいどう応援団会議」の創設による本道活性化、市町村との連携強化を図り、人口減少問題などの課題に立ち向かう考えを示した。
高橋はるみ知事は22日、道庁本庁舎で退任記者会見を開いた。4期16年にわたる道政運営について「北海道の元気を育み、未来に向けた発展の礎を築くことができた」と振り返り、「これからも大好きなふるさと北海道のために働いていきたい」と笑顔を見せた。
道経済部は15日、北海道働き方改革推進企業認定制度においてズコーシャ(本社・帯広)をゴールドに認定したと発表した。4つの認定区分で最高位となるゴールドの認定は初めて。17日午後3時半から道庁本庁舎で、高橋はるみ知事が同社に賞状を授与する。
道建設部が進めている3カ年緊急対策と中小河川緊急治水対策プロジェクトで、河川、砂防、地滑りの箇所別2019年度事業費が判明した。19年度当初予算分で、18年度補正予算は含まない。河川は79カ所で、札幌建管の望月寒川には12億600万円を配分。砂防はソフト事業を含む37カ所(件)で、函館建管が発注する駒ケ岳火山砂防の砂原町工区に4億6000万円が充てられる。