国土交通省と北海道開発局は4月1日付発令の人事を内定した。開建部長は小樽、帯広、留萌の3カ所で交代。開発局付に異動する鎌田照章寒地土研所長の後任には柳原優登樽建部長が異動し、同部長には橋本幸道路計画課長が就く。勇退する河畑俊明帯建部長の後任には細井俊宏農業設計課長が昇格。山崎真一留建部長も勇退し、同部長には船木淳悟寒地土研寒地水圏研究グループ長が就任する。三木雅之事業振興部調整官も勇退する。
帯広開建が管轄している十勝港と大津漁港は、4月1日から釧路開建の管轄に変更される。今後、2港の事業は釧路開建が発注する予定。年度内公告として2018年度予算の工事や業務が3月末までに公告される場合も釧路開建から発注することになる。
北海道開発局は14日、大樹町内で行っている自動運転サービス実証実験で、運転手不在による自動走行を実施した。ドライバーが運転席にいない状態で加速や停止、ハンドルの操舵(そうだ)をするもので、完全運転自動化の一歩手前となるレベル4(高度運転自動化)に当たる。この日は町道大樹20号線500m区間を3回直進。このうち100m区間は自己位置の推定に使われる磁気マーカーを埋設しており、検知状況やGPSとの性能差を検証した。