2020年12月15日 10時00分
冬の一大イベント・さっぽろ雪まつりが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止する方向になった。中止が決定すれば1950年の開始以来初めてで、観光業をはじめさまざまな産業、そして道内各地に経済的ダメージを与えることは必至だ。建設関連業界も例年、開催に協力していて、中止は大きな痛手になる一方、現在の感染状況から諦めの声も聞かれた。
2020年12月13日 10時00分
渡辺組(本社・遠軽)は、ミサワホームグループと共同開発した寒冷地仕様のトレーラーハウスを、自治体への緊急支援として置戸町の置戸赤十字病院に貸し出している。同病院は間仕切りを整えた上で発熱患者の外来施設として利用する方針で、医療機関の負担軽減や地域住民の不安解消が期待されている。
2020年11月23日 10時00分
新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い札幌市の警戒ステージが「4相当」に引き上げられたことを受け、建設関連行事の中止・延期が相次いでいる。土木学会北海道支部は18日開催の2020年度選奨土木遺産の認定書授賞式を中止にした。国土交通省は仙台市で18日に開くよう準備を進めていた北海道・東北ブロック監理課長等会議を12月9日に延期。道も受注者や受託者に感染対策を取るよう通知するなど、警戒感が再び強まっている。
2020年10月26日 15時00分
北海道中小企業総合支援センターが発表した道内中小の業況調査結果によると、建設業は2020年度業績見通しについて51.5%が減収、47%が営業減益になると回答した。新型コロナウイルスの影響が比較的少ない業種とされるものの、事態の長期化で向かい風が強まっているようだ。
2020年10月22日 07時00分
新型コロナウイルス感染拡大の影響で雇用環境は厳しさを増している。厚生労働省によると、9日時点の解雇見込みは道内で2463人に上り、新規求人数は宿泊・飲食サービス業を中心に激減した。一方で、建設業などは人手不足が続いていることから、道は異業種への就職支援を強化する。異業種から人手不足職種に就職した場合、求職者と採用企業に奨励金30万円を支給し、就職を後押しする。13日以降に就職した人を対象とする。