函館開建は函館港の万代ふ頭地区で、北側にあるマイナス5.5m岸壁の老朽化対策を検討する。エプロン部などの劣化が著しいため、2022年度は本体部を含めて状況を調べ、必要な対策を考える。スケジュールなどは今後詰める。
福島町は定住向け住宅新築について、2024年度以降の着工を計画している。全12棟を想定し、総事業費は4億6000万円を試算。先行して7月にも土地造成を指名競争入札する。
福島町は吉岡温泉ゆとらぎ館移転新築の基本計画をまとめた。現施設よりも小さいW造、延べ約800m²の規模とし、長期的な利用へ無駄のない施設を追求。木質バイオマスボイラを導入するなど環境負荷低減に配慮する。総工費は8億6000万円を試算。2023年5月ごろに着工し、24年4月のオープンを目指す。
八雲町は、役場庁舎移転新築の基本計画を見直した。改修しての利用を見込んでいた旧八雲養護学校は、ウクライナ避難民の支援に向けた施設として活用するため、庁舎整備と切り離す。本庁舎には子育て支援センターなどを合築する方針で、着工を1年前倒しして2025年度とする。
この記事は北海道建設新聞2022年6月15日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。