宗谷総合局農村振興課は、公共牧場樺岡第2地区(稚内市)について2024年度に着工する計画だ。草地の整備改良を施すほか、家畜の保護施設を整備し保育牛・育成牛の増加に対応する。事業費は23億円を見込んでいる。
松前町は、町営牧場内での賃貸型牛舎3棟新築を主体、電気、機械の3分割で5月下旬に指名通知する。6月中旬にも入札し、議会承認を経て同下旬に着工する予定。1棟当たりW造、平屋、延べ498m²の規模で、2024年3月の完成を目指す。
宗谷総合局農村が担当する公共牧場枝幸地区(枝幸町)は、2023年度で事業を完了する。草地整備147.9ha、草地造成21.7haとともに、牛の餌となる乾草ロールの貯蔵施設新築に着手する。事業費は4億4600万円を見込んでいる。
松前町は、肉牛改良センター敷地内で進める賃貸型牛舎などの整備事業について、2023年度に牛舎3棟と住宅1棟2戸を新築し、事業を完了させる計画だ。設計は牛舎と住宅を合わせて近く発注する予定。工事費を含めて2億5000万円を投入する。