2022年12月28日 08時00分

特別豪雪地帯の岩見沢市北村で、地産地消のエネルギーを活用し、電気(EV)自動運転バスの公道走行実証実験が始まった。積雪寒冷地の雪道走行の安全性や障害物の検知、充電状況の確認をはじめ、高齢者の移動型ヘルスケアサービスの可能性を探る。人口減少や少子高齢化が急速に進む農業地帯の北村地域で、デジタル技術を活用した課題解決に取り組む。
2022年08月24日 08時00分
国土交通省は、上士幌町に対して、地域公共交通確保維持改善事業費補助金として上限額1億4000万円の交付を決めた。同町の自動運転実証調査事業への各経費に充てられる。
2020年11月05日 15時00分

北海道経済連合会は2日、札幌市内の北洋銀行セミナーホールで第二青函トンネルに関するシンポジウムを開催した。日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は従来の計画を改良し、片道1車線の自動運転車専用道路と、貨物輸送の単線鉄道の併用トンネル1基を整備する案を発表した。延長31㌔、内径15mのシールドトンネルとし、最大勾配は2.5%、海底下の最小土かぶりは30mと設定。概算事業費は7200億円を見込む。
2020年06月05日 09時00分

道内で市町村を中心とした自動運転の実証実験が拡大している。斜里町でのトラック輸送の運転自動化など、3月末時点で72件に上る。企業や地方自治体が技術検証を着実に進める一方で、地域での交通・輸送サービス実装には至らず、長期的視点からの運営・維持を検討する段階に入っている。
2019年10月08日 12時00分

上士幌町は5日、生涯活躍のまち上士幌MaaSプロジェクトの実証実験を開始した。国内初となるハンドルなしタイプの貨客混載自動運転バスを5―7日の3日間限定で試験運行。Aコープ上士幌店ルピナと西団地バス停間の1・2㌔を1時間に1本のペースで往復させたほか、Aコープ商品の配送依頼を受け付けた。町内中心部から観光スポットに向かう交通手段を提示する専用アプリも導入。タクシーなどの予約が可能となっており、継続的に利用状況を検証していく。