佐呂間町は、町道浜佐呂間湖岸道路を2023年度から複数年かけて改修する。早ければ7月上旬に指名競争入札する実施設計で詳細を固め、工期や事業費などを決める方針だ。地盤改良も実施する場合は3カ年、施工費1億5000万円程度を想定している。

　室蘭市は市道中島本町1丁目2号通線の拡幅を計画している。500ｍにわたって1.5―2ｍの路肩を両側に設ける方針で、早ければ2025年度から2カ年で施工する。実施設計を月内にも一般競争公告し、7月に入札する予定だ。

　小樽建管は、後志自動車道に接続する仮称・共和北インター線について、余市・小樽方面へのハーフＩＣの形態で計画している。事業初年度の2023年度は用地買収を進め、24年度以降の着工に備える。

　函館開建は国道229号乙部防災の本格施工に向け、新たな一歩を踏み出す。工事用道路整備を第2四半期(7―9月)にも入札し、年度内の完成を目指す。並行して用地買収・補償にも取り組む方針だ。

　八雲町は2024年度にも、国道277号の改良や災害対策の要望活動を始める。熊石見日町の雲石峠を中心に急カーブの解消や擁壁設置を想定。整備効果の見込みなどを整理した上で、23年度末までに要望書を策定する。