明治の開拓最初期に東本願寺の僧らが中心になり開削した、伊達―札幌間をつなぐ「東本願寺街道」の一部と推定される旧道跡を、札幌市の研究家・打田元輝さん(75)が発見した。年代測定や追加調査で「失われたルートの特定を目指したい」と話している。
北海道開発局は7月31日、社会資本整備審議会道路分科会北海道地方小委員会を開き、国道5号創成川通(札幌都心アクセス道路)について4つの構造案を示した。道、札幌市とともに検討してきた地下トンネル、高架、現道活用案に加え、地下トンネルを基本として札幌新道との接続部で支障物を回避するために下り線の一部を高架化する上下線分離構造案を提示(=図参照)。分離構造案は事業費最大1100億円で、高架やトンネルのみの案より低コストなのが特長だ。
北広島市は、北海道日本ハムファイターズのボールパーク(BP)構想に伴い計画する新設アクセス道路2路線と拡幅する既存市道3路線の概略設計費を、第3回定例市議会に提出する補正予算案に盛り込む。10月に入札し、年度内に終える。2019年度に実施設計を進め、20年度に着工する。国道274号に接続する新設道路と拡幅区間の一部橋梁以外は22年度末までに完了させ、23年3月の開業に間に合わせる。