北海道建設新聞社は、2018年度上半期(4―9月)のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。首位は、第2四半期(7―9月)にニセコ地区の超大型リゾート開発案件を計上し、唯一、300億円台に乗せたフジタ。調査の集計方法を暦年から年度に変更した07年度以降、各四半期集計でトップに立つのは初で、上半期で300億円を超えた企業も初めて。2位は、17年度上半期まで5年連続首位だった岩田地崎建設。3位は過去最高の受注額となった中山組で、4位の大林組までが200億円以上の受注額となっている。
日銀釧路支店は、道東管内主要企業の2018年度夏季賞与と賃金に関する調査結果をまとめた。建設業は1人当たりの夏季賞与平均支給額が前年度比1.1%増、18年度の平均賃金が2.4%増と非製造業の中では伸び率が高くなっている。
北海道経済産業局が30日発表した工場立地動向調査結果(速報)によると、2018年上半期(1―6月)の道内製造業等工場立地件数は、前年同期を6件上回る15件だった。食品製造などの立地が増えたことが要因。一方、面積は3・3ha減の11・6haとなっている。
帯広開建が9月27日に開札したWTO対象工事の道横断道陸別町勲祢別橋上部の結果詳細が明らかになった。落札した宮地エンジニアリングは、入札価格は4番札の6億600万円(税抜き)だったものの、総合評価の加算点が5つの評価項目のうち4項目満点で60満点中56・3点を獲得し、入札価格と総合評価の点数を組み合わせた評価値でトップに。加算点の点数が落札の決め手となった。