十勝総合局は、2019年度上半期(4―9月)の管内観光入り込み客数と外国人宿泊客数をまとめた。NHK連続テレビ小説「なつぞら」放送などの追い風を受け、入り込み客数は前年度同期比6.2%増の753万3500人で過去最高を記録。一方で外国人宿泊客数は台湾からの宿泊客数が14.2%減少したことなどを受け、2.4%減の5万9777人にとどまった。
アウトドアや異文化などを題材とした体験型観光であるアドベンチャートラベル(AT)のワールドサミットが、2021年9月に北海道で開かれることに内定した。アジアでは初開催。60カ国から約800人の参加が見込まれ、AT好適地として本道のPRや、海外富裕層を中心とするAT旅行者の増加に期待が集まる。24日の記者会見で発表した鈴木直道知事は「北海道の魅力を発信する絶好の機会にしたい」と意気込みを語った。
全国的な暖冬に伴い、道内では除雪関係の企業を中心に気候の先行きを心配する声が多く聞かれる。その一方で、寒さや雪が仕事の妨げになる建築関連の業者からは少雪を歓迎する声も。明暗が分かれた今冬を追った。