帯広市は、ばんえい競馬運営ビジョンの見直し案をまとめた。北海道の文化的な遺産や地域を盛り上げる財産として、世界で唯一帯広にしかないばんえい競馬を今後も存続させていくため、帯広競馬場[MAP↗]の環境整備などを通じて収入や来場者の増加を図る方針。老朽化が著しい厩舎(きゅうしゃ)の建て替えを継続していくほか、来場者の満足度向上に向けた施設充実も検討している。
北海道建設業協会は、4月24日に民族共生象徴空間(ウポポイ)が白老町内で開業するのに合わせ、見学に訪れる職員に対して特別休暇制度を導入する。入場料は家族分を含めて全額補助する。会員企業約600社に対しても休暇導入を呼び掛け、国が掲げる年間来場者100万人達成を後押ししていく方針だ。
岩内町は2020年度、含翠園(がんすいえん)改修の実施設計と一部着工を計画している。19年度は基本計画策定をシビテックに依頼。書院造りの家屋(茶室)や日本庭園の復元に向けた聞き取り調査、観光資源としての活用方針の検討を進めていて、年度内に全体像をまとめる考えだ。