北見市は、道立北見高等技術専門学院の入校者を対象とした訓練経費の助成制度を検討している。助成対象となる費用は、教科書や私物工具、実習服などの個別経費とする見通しで、助成額や助成対象者の範囲などについては検討中。2019年4月からの助成を目指しており、地元からは助成制度を期待する声が上がっている。ものづくりの人材を養成する高等技専の存続も後押しする格好だ。
札幌市は、大通東2丁目の市有地に、観光バスの乗降場機能を備えた民間施設の誘導を図る方針だ。9月に民間事業者から土地利用や施設計画の提案を募り、審査で選んだ事業者に一定期間、土地を貸し付け、民間で施設を整備・運営する枠組みを想定する。提案に当たっては観光バス対応に加え、大通公園や再開発が予定される大通東1丁目街区との連携や、創成東エリアの交流拠点となる計画を求める。
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて先進的な取り組みを行う、「SDGs未来都市」に選定されたニセコ町は、2030年のあるべき姿などを盛り込んだ「SDGs未来都市計画案」をまとめた。これによると、観光業と農業を維持し、環境政策を取り込んだ「NISEKO生活・モデル地区構築事業」を打ち出し、定住促進を図る方針だ。