札幌市は、中央区の中島公園に隣接した札幌パークホテル敷地に設ける新MICE施設の施設整備基本計画案をまとめた。敷地北側にホテル棟、南にMICE棟を配置した一体型施設とする計画。ホテル棟を除く整備事業費には280億円を見込む。ホテル建て替えの民間再開発に合わせた建設を想定しており、2020年度の着工、25年度開業を目指す。運営は指定管理者かコンセッション方式のいずれかの導入を検討する。
紋別市は、民間投資を活用した別荘地の整備に向けた検討を進めている。別荘地を整備し、避暑地として本州から2地域居住者などの確保を目指すもので、市は2018年度中にも開発地と開発を行う民間事業者を決定したい考えだ。
道は、2018年度に総額1664億3197万円を繰り越す。内訳は一般会計が1650億2497万円、特別会計が14億700万円。一般会計の款別では、農政費が657億6362万円と最多で、建設費が560億472万円とこれに次いだ。
滝川市は、市営住宅団地再編プロジェクトに取り組む考えだ。対象に挙がっているのは東、開西、江南の3団地。全てを市が建て替えるのではなく、一部分を民間事業者に譲渡し、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や子育て支援向け住宅を整備してもらうほか、地元の工務店による宅地分譲を促すなど、官民が一体となり、さまざまな住宅施策を推進するもの。地元工務店などとの連携を通して産業振興を図り、地区内の移住定住促進や活性化につなげる。