新型コロナ感染拡大は第6波が収束の方向となりました。ワクチン接種が広まったことと相まって、少しずつ社会的な規制は解除されました。学校では運動会の開催が復活し、一般のスポーツ施設の使用制限がなくなり、スポーツジムも再開されました。さらに、市民のスポーツ大会も徐々に再開され、コロナ禍による自粛でなまった体を鍛え直すチャンスが来ました。
コロナウイルス感染対策として、すっかりおなじみになったのがマスクです。ほとんどの人が、外出する時にマスクをしています。皆がマスクをすることは、コロナ感染症拡大を防ぐ上で極めて有効です。マスクの具体的な効果は皆さんご存知とは思いますが、この機会に確認してみましょう。
スポーツなどの運動は健康維持に良いものであるという考えは、広く浸透しています。一方、生活習慣病が持病になっている人は、運動をすることが、かえって病気を悪化させるのではないかと考え、避けるようにしている人も多いと思います。しかし、最近発表された米国クリーブランドクリニックでの研究により、その考えは改めなければならないかもしれません。
メタボリック症候群は、単なる肥満のことではなく、内臓脂肪というお腹の中の臓器に脂肪が蓄積して、そのために動脈硬化が進行したり糖尿病予備群となったりする状態を示す言葉です。いわば、病気一歩手前の状態を示すもので、放置すると糖尿病、高血圧、高脂血症となり、さらに心筋梗塞、脳卒中、腎臓病などの深刻な病気に進行する危険性が高まります。メタボリック症候群自体は痛くもかゆくもなく、見過ごされることが多いのですが、気が付くと、すでにその先の病気になってしまっているというケースが多く、厄介なものです。
ボールなどが地面に落ちて跳ね返ることをリバウンドといいます。ボールをより強く地面にたたきつけると、より強く高くボールはリバウンドします。そのことを意識して、ある数値が急激に減少した後、一転して急激に増加し、減少前の値を超えることすらあるような状態をリバウンドと言い表すようになりました。というわけで、ダイエットによる体重減少の後に起こる急激な体重増加を指してリバウンドと言い表します。